やらまい勝っちゃん

聖隷浜松病院副院長兼総看護部長 勝原裕美子のブログ

『医療従事者の感情と倫理』 

昨日(2013年3月17日)のことですが、
経営行動科学中部部会 公開セミナー
「経営行動としての医療―変化の中での実践・理論とその展望―」で報告者の一人として
標記のタイトルで発表させていただきました。

このセミナーは、愛知県医師会,愛知県医療法人協会,愛知県病院協会の後援もいただき、
経営行動科学学会の会員でなくても参加ができるもので、
病院経営にかかわる実務者、学者、博士課程の学生など、さまざまな立場の人の参加がありました。
聖隷浜松病院からも経営企画室長が参加してくれました。

私の発表には、
日本の看護師にバーンアウトが多い理由
看護師の技能獲得への投資を経営的にどう考えるのか
普通ならみないような場面に出くわす看護の仕事を普遍化するための管理とは
といった質問がありました。
自分の中には答えがあるものばかりですが、
医療関係者ではない方々を前に、理解してもらうように伝えるのは難しいことだと改めて感じました。

そのほかの報告者の方々と発表内容は以下のとおり。
松尾睦氏(神戸大学大学院経営学研究科) 『病院組織における技能形成』
横井豊彦氏(関西医科大学付属滝井病院) 『組織や集団のパフォーマンスと報酬システム』
福永肇氏(藤田保健衛生大学医療科学部) 『個人や組織の力と財務的成果の関係』

看護師の技能形成のパターン、目標管理制度導入などのトップダウンの意思決定を専門職集団の反応、院内で働く人はコストではなく資源であること。
それぞれの立場からのご報告は、どれも今の看護管理に直結するインプリケーションに満ちており、
非常に有意義な時間を過ごすことができました。



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by admin|2012年03月18日 22:15|コメント (0) トラックバック (0)

第1回せいれい看護学会学術集会開催

昨年5月に立ち上がった、せいれい看護学会(理事長 藤本栄子 聖隷クリストファー大学教授)。
本日、第1回学術集会が開催され、
藤本大会長の会長講演「せいれい看護を基盤として看護実践を創造する」に続き、
たいへん光栄なことに、基調講演をさせていただいた。

 テーマは、「創造的な看護実践のための環境づくり」

阪神・淡路大震災の体験、プロフェッションフッドの研究、「ライフサポート」(スザンヌ・ゴードン著)の翻訳
などを通して、今考えている創造的な看護実践、そしてそれを支える環境とはどうあればよいか
を話させていただいた。
けっこう、熱が入ったと思います。
第2回学術集会は、吉村浩美(聖隷三方原病院総看護部長)大会長です。
どんどん、盛り上げていきたいと思います。

さて、会場には、
聖路加看護大学の学生時代に地域看護学を教わった
飯田澄美子先生(現聖隷クリストファー大学教授)のお姿があった。
地域の授業はよくさぼっていたし(すみません、代返頼んでました)、
講義以外でそれほどお話をさせていたこともなかったので、
私のことは、まったくご存じないだろうと思いながらも、ご挨拶をさしあげると、
「よく、覚えているわよ。あなたは、健康教育をやりたいって、私のところに相談にきたでしょ」
とおっしゃった。

これには、本当に驚いた。
たしかに、そういうことがあった。
飯田先生に学長であった日野原先生に話をつないでいただき、
日野原先生から健康教育に関する本をお借りしたことを思い出した。

なんと、20年以上も前の話。
飯田先生は、80歳を越えられたとかで、今年クリストファーも退官されるという。
卒業以来、一度もお話をしたことがなかった先生からの思いがけない言葉に、
とても温かな気持ちになると同時に、隠れてしまいたいような恥ずかしさも覚え、
受けた教育を、あらためて、ありがたくありがたく感じたのでした。

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by admin|2011年03月26日 20:32|コメント (0) トラックバック (0)

「社会の求める看護職のあり方」

標記の題で、第10回東邦看護学会10周年記念式典特別講演にて
話をさせていただく機会を得ました。

以下、抄録に掲載した文章のママです。
これ以上に話すことはなかったのですが、結構語ってしまいました。

 私たち看護者の仕事は、看護を必要としている人達に対し、
   ○ 「過去」を受け止める力を確認し
   ○ 「今」の状態に対応できるよう支え
   ○ その人の生きる社会の中の「明日」を共に考える 
 そんな仕事だと思う。
 
 

 だから、看護者は、人の人生に入り込むことを引き受け、
 人の生きること、死ぬこと、生活す
ることに関わっていく。
 
 それは、ある種のイメージで語られるだけの仕事ではなく、
 時を超え、空間をまたぐ普遍性を
持ち、
 社会においてなくてはならない仕事として理解されるべき仕事である。
 もっと可視化され
るべき仕事だと思う。

 
私たちは、受け身で看護を語られるのを待つのではなく、
   
   
知性と共感性
   
   
大胆さと繊細さ
   
   
確かな技術と引き受ける覚悟
 
などを備えなければできない仕事だということを、能動的に語っていかねばならない。
 証明していかねばならない。

 
私たちに力があるということ、それが社会の力になっているということを伝える努力なくして、
 社会の信頼に応えるすべはない。
 その努力をしないという選択をするならば、
 社会の中に看護が在るということは、これまでもそうだったように、
 気づかれないまま過ぎていく。

 
 
確かな歩みを重ねてきた看護が、さて、これからの社会に何を残し、
 社会の何を変えていくのか。
 それが大きく問われる時代だ。
 この時代に、この社会に生きる私たちのすべきことは、明確なはずだ。

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by admin|2010年12月19日 22:02|コメント (0) トラックバック (0)

あるティーンエイジャーのキャリア観

第10回北里看護研究会の教育講演にお招きいただき、
「ナースのための、キャリアマネジメント」について90分間話をさせていただいた。

帰路、相模大野の駅でベンチに座り、新宿行きの電車を待っていたときのこと。
中学生か、もしくは高校1年生くらいの男子生徒二人連れが、私の隣に座った。

二人が何の話をしていたのかは、まったく知らない。
しかし、この言葉だけは鮮明に聞こえた。
「早く、定年退職したいよなあ」

びっくりして、隣席の方を見たら、
その生徒は、缶ジュースを飲み干そうとしているところだった。
聞き違いだったのかもしれない。
いや、でも、確かにそう言った。

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by admin|2010年12月18日 23:06|コメント (0) トラックバック (0)

「理論活用で磨くクリニカルジャッジメント力」

たいへん難しいお題を頂戴しました。

標記のシンポジウム(座長:高田早苗先生)に、
 筒井真優美(日本赤十字看護大学教授)
 塩川ゆり (神戸大学医学部付属病院患者支援センター専任看護師長)
 吉田智美 (滋賀県立成人病センター看護婦 副参事、がん看護専門看護師)
の皆さんと共に、シンポジストとして出させていただきました。
(第36回日本看護研究学会学術集会:岡山 シンポジウムⅠ)

筒井先生は、私の看護学生時代の小児看護学の先生です。
当時、米国で看護学の博士号を取得して戻られたばかりの新進気鋭の学者でした。
机を並べてシンポジウムに出させていただくのは、実に光栄なことです。

さて、発表で、私は、聖隷浜松病院が20年前から大事育ててきた
ナイチンゲールやオレムの理論を臨床でどのように浸透させているのかという話をすると同時に、
 ・たくさんの理論、新しい理論はいったいいくつ学べばいいんだろうか。
 ・すぐれたクリニカル・ジャッジ(臨床判断)のできる人が、必ずしも理論を使ってはいない
 ・理論活用にあたり、事例検討以外の教育メソッドは考えられるだろうか
 ・多様な臨床判断のすべてを理論で磨くことができるのだろうか
 ・日本発の理論はいつできるのか
 ・研究活用と理論活用の違いは
といった問題提起をしました。

珍しく(と言ってはいけませんが)、シンポジストが全員発表時間を守ったので、
40分間、しっかりとフロアーとのディスカッションがかないました。

当院の理論活用の仕組みについて、お褒めの言葉もいただきました。

ナイチンゲールとオレム以外の理論を学びたいという気運が
看護部には出てきています。
今日のシンポジウムの学びを教育委員会に還元し、
エンジンをかけ直したいと思います。

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by admin|2010年08月22日 19:37|コメント (0) トラックバック (0)

第60回日本病院学会参加中

今日から2日間、岐阜の長良川国際会議場で、
標記の学会が開催されております。

午前7時10分浜松発の新幹線に飛び乗り、一路岐阜へ。
午前中は、舛添要一前厚生労働大臣の招待講演にて、
彼のいう医療改革の中身をじっくりきかせてもらいました。

昼の総会の時間には、
前年度の学会発表者の中から、優秀演題賞、優良演題賞に選ばれた方々の授賞式がありました。
当院のF総務課長と、研修センタ付けだったY看護係長が、
それぞれ、優秀演題賞、優良演題賞を授かりました。
数ある演題の中で、2題も選ばれるなんて、すごいことです。

                  ← すごいでしょ。
       左から、私、総務課長、元研修センター付け看護師、堺院長(日本病院会会長)

午後は、「チーム医療・職能分担の功罪」と題するシンポジウムに、
シンポジストの一人として登壇させていただきました。
チーム医療のあるべき姿については、
立場や所属が異なっていても、シンポジストたちの意見に大差はありませんでした。
ただ、身分方がからむ業務拡大の話になると、
事は一筋縄でいかなくなります。
そこは、次年度の学会に申し送られることになりました。

医療人の集いでは、
私の教員時代の教え子が声をかけてくれて、とても嬉しかったです。
話をしていると、私の顔も、教員の顔になりました。
   ←東京で就職した後、地元にUターンしたK君です。

懇親会の後は、聖隷浜松病院から参加している職員の集まりに駆けつけ、
院長以下、全員で、岐阜の夜をはじけ飛ばしたのでした。
 うーん。さいこー!!

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by admin|2010年07月22日 23:54|コメント (2) トラックバック (0)

Strategic Management for Nursing Visibility in a Japanese General Hospital

ICN 2009 conference,June,(Durban, South Africa)

Nurses’ image has been improved. However, for future enhancement of the nursing power, we have to make a challenge for letting people understand what nurses are actually doing, and what nurses could be doing. 

 Taking the opportunity of arriving a new nurse executive (NE) of Seirei Hamamatsu General Hospital, which is highly regarded for high standard healthcare in Japan, NE paraded a slogan “Nursing Visibility” in 2007. “Be Academic, Be International, and Be Entrepreneur” are the three strategies for visibility shared by all. 

  In the first year, NE carefully analyzed the organizational culture from the perspectives of an ethnographer, as she has been in an academic world with a deep practical concern. After 6 months, not only nurses but also other employees have begun to get new slogan. The slogan also began to spread outside the hospital. 

  In the second year, three strategies were implemented. A research nurse was hired, and research quality has been refined for a solid academic standard. International visitors started coming from Africa and Asia for information exchange. Nurse specialists started joining up with corporations for developing nursing goods for being entrepreneurial. Such tackling was introduced in the major newspaper as a series. Requested by NE, the articles presented nurses as intellectual professional.

 For making nurses visible in Japan, just like Toyota has done in its legendary fiat in their fulfillment of visualization (MIERUKA). ICN conference is the best place to exchange ideas and excellent results to share this initiative on global level.

 

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by admin|2009年07月13日 20:31|コメント (0) トラックバック (0)

看護倫理学のエビデンスをどう蓄積するか

2回日本看護倫理学会交流集会(長野)

(平成2166日)

過去5年間の看護倫理に関する文献検討結果を提示。今後の日本看護倫理学会で検討すべき課題についての意見交換を行った。(学術活動推進委員会委員長として)

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by admin|2009年07月13日 20:27|コメント (0) トラックバック (0)

看護指標Nursing Indicator1のベンチマーキングを考える:臨床で簡便に使用できる方法の開発のために

28回日本看護科学学会・交流集会(福岡)(平成201213日)

聖隷浜松病院における看護指標開発のプロセス、近森病院におけるクリニカル・パスの現状、エビデンスについての3点から話題提供をした後、フロアーとのディスカッションの機会を持った。

矢野祐美子、勝原裕美子、久保田聡美、竹股喜代子、増野園恵)
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by admin|2009年07月13日 20:25|コメント (0) トラックバック (0)

看護がつなぐ地域医療

13回日本看護サミット‘とうきょう 分化会Ⅱシンポジウム
平成201111日)

シンポジストとして登壇。「地域に根ざす医療施設の看護」と題し、聖隷浜松病院における退院支援の歴史と現状、今後の課題について話題提供を行い、フロアーからの質疑を受けた。

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by admin|2009年07月13日 20:23|コメント (0) トラックバック (0)

真に看護師をひきつけるものとは何か

12回日本看護管理学会年次大会・インフォメーション・エクスチェンジ
(東京)

共著:矢野祐美子、勝原裕美子、鈴木操、奥田希世子、二田とも子、野中みぎわ、村木ゆかり

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by admin|2008年09月17日 13:58|コメント (0) トラックバック (0)

研究における倫理的感受性を高めるために:学会発表における注意点

12回日本看護管理学会年次大会・インフォメーション・エクスチェンジ

(東京)
共著 日本看護管理学会学術活動推進委員会
平成20年8月

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by admin|2008年09月17日 13:57|コメント (0) トラックバック (0)

看護管理・看護政策と看護情報

第9回日本医療情報学会看護学術大会・シンポジウム

(東京)

平成20年7月

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by admin|2008年09月17日 13:56|コメント (0) トラックバック (0)

ブログ開設の効果と今後の課題

第58回日本病院学会(山形)
平成20年7月

共著(勝原裕美子、戸塚雅巳)
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by admin|2008年09月17日 13:54|コメント (0) トラックバック (0)

シンポジウム「看護倫理のタペストリー」

第1回日本看護倫理学会学術集会・シンポジウム(神戸)
平成20年6月
「看護管理と倫理」の立場から発言

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by admin|2008年09月17日 13:25|コメント (0) トラックバック (0)

看護の現場を刺激する3つの戦略

第36回日本医療福祉設備学会・シンポジウム(東京)
平成19年11月

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by admin|2007年11月29日 11:50|コメント (0) トラックバック (1)

医療安全管理者のキャリアラダーを考える

第45回日本病院管理学会(横浜)
平成20年日本看護管理学会リレーパネル パネリスト
平成19年10月

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by admin|2007年11月29日 11:49|コメント (0) トラックバック (0)

3次救急の急性期医療を担っている施設の急性期ケア内容の現状調査(第2報)

共著(成田康子・村松知子・久下久美子・ウィリアムソン彰子・勝原裕美子)

第11回日本看護管理学会年次大会(高知)

平成19年8月

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by admin|2007年11月29日 11:48|コメント (0) トラックバック (0)

看護起業家の活躍の実際から、今後の起業の可能性を探る

共著(勝原裕美子・畠中智代・野中みぎわ・ウィリアムソン彰子・林由希・リボウィッツ志村よし子)

第11回日本看護管理学会年次大会:インフォメーションエクスチェンジ(高知)

平成19年8月

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by admin|2007年11月29日 11:46|コメント (0) トラックバック (0)

Great Future as a Nurse Entrepreneur

共著(Yumiko Katsuhara, Akiko Williamson, Tomoyo Kazumi, Yoshiko, S. Leibowitz)

ICN 2007 conference, June,(Yokohama, Japan)

平成19年6月

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by admin|2007年11月29日 11:45|コメント (0) トラックバック (0)