開院50周年を、すき焼きで
昭和36年に、父が産婦人科医院を開院した。
この3月で、ちょうど50年が過ぎたのを記念し、
ささやかだが、すき焼きでお祝いをした。
集まったのは、近くにいる親戚と、
昭和49年暮れから今にいたるまで、勝原医院で勤務してくれている看護師さん。
昔は、診療所の2階の一室が家族の部屋だったのをよく覚えている。
お産の数が多かった頃は、病室が足らずに、その家族の部屋にまで患者さんが入院。
母は私と弟を連れて実家に帰り、父は押入れに布団を敷いて寝ていたという。
その押入れにも患者さんが入院(?)する事態も何度かあり、
そのときには、診察台の上で布団をかぶって寝ていたのだとか。
今で言う、オーバーベッド。
何度か大病もしたのに、本当によく続いたと思う。
「苦労は買ってでもしろ、という親父の教えを、若いときから守ってきたら、今日まで続けられた」
というのが、本日の父の弁でした。
駅に向かうまでの少しの間、看護師さんと一緒に歩いた。
昔は海軍病院にいらしたと、今日初めて聞いた。
もちろん、同期で現役は彼女だけらしい。
「お元気な限り、これからもよろしくお願いしますね」と言うと、「こちらこそ」と言ってくださった。
82歳。視力は1.0で老眼はないと聞き、驚いた。
50年も続いたから、もういいのかと思ったら、
どちらも、まだ止める(辞める)とは言わなかった。
トラックバックを送る
トラックバックURL http://seireihamamatsu.jp/cgi-bin/smileserver/mt/mt-tb.cgi/1122