Dare to Care
なぜ、久しぶりにAcademy of Managementに参加しようと思ったのか。
そういえば、それを書いていませんでした。
それはね。
一番大きな理由は、大会テーマにケアという言葉が入っていたからです。
「Dare to Care: Passion & Compassion in Management Practice & Research」
(覚悟をもってケアする: 経営を実践し経営を研究する上で、自らの中に湧き上がる熱い気持ちと、共にいる人と分かち合える熱い気持ち)
なんと、素晴らしいテーマでしょうか。
セッションのいたるところで、
「CEOは従業員をケア(思いやり)しているのか」
「ケアの能力をどう測定するのか」
「組織構造やリーダーシップが、ケアにどう影響するのか」
といったことが、提示されています。
今朝は、モントリオール市長の言葉が最高に印象的でした。
「広島と長崎に原爆が落とされたこの時期に、このテーマでモントリオールにてアカデミーが開催されることに、非常に意味があると思います。原爆投下には、passionはありましたが、compassionはありませんでした。」
で始まったスピーチ。
メモも見ずに堂々と話される姿に、長としての存在感をひしひしと感じました。
最後は、
「世の中を変えることができたにもかかわらず、それをなしえないで職を辞した後、
変革が叶いましたかと聞かれて、NO と答えるほど、自分にとっても家族にとっても周囲の人にとっても
不幸なことはない」
と、話されました。
自らが取り組んでいるホームレス対策や平和への活動を通して、
真のリーダーのあり方を参加者に問いかけました。
震えるほどの興奮を覚えるというのは、こういうことを言うのだと思うくらい、
ゾクゾクしながら、スピーチを聞きました。
午後からのセッションのことを書くと、
ブログにしては長すぎることになるので、ひかえますが、
・芸術と経営のコラボによる自らの中の「枠」を取っ払う試みのセッション
・ケアリング経済を創造するというセッション
など、
今、副院長をさせていただき、少しは経営学や看護学のこともわかる立場としては、
今回のアカデミーで、日々の経営実践に活かせていきたいエネルギーをたくさんもらっている感じがしています。
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コメント
患者様やご家族様のみならず、病院内や法人内の共に働く人たちに対する「ケア」は、私の中の命題となっております。何故ならば、人付き合いが元々苦手な私が「社会」や「組織」の中で如何に機能するか、自問自答するようになったのが結構、歳を取ってからだったからでした。それでも、できなかった分を取り戻す位の気持ちで努力したいと考えています。
学会の同じ会場で度々出くわした理由が何となく理解できたのが、興味を示す方向が似ているようです。ブログを見て、とても興味が湧きました。また、そうゆう場で「気」を吸収して活力にしているところもです。
カナダは寒いんですね。同じ「北」にありながら、北海道は暑い毎日です。風邪ひかないでくださいね!