第9回インフォームドコンセント院内討論会
宗教上の理由で、患者様が輸血を拒否されることがある。
当院には、その際の治療の判断基準を示すフローチャートがある。
今日は、そのフローチャートについての討論会だった。
事前のアンケート用紙は、
医師のみならず、看護師・医療技術職・事務職から600通くらい寄せられていた。
私は、副院長兼総看護部長として、病院の倫理委員会の委員長として、
また、一看護師として参加した。
フローチャートがあるからといって、
すべての判断がスムーズにいくわけではない。
患者様の信条と、医療者としての使命との狭間に立つ苦悩や戸惑いについて、
現実的な話がたくさんある。
当院の理念には、最善を尽くすという文言が含まれているが、
今日の議論やアンケート結果を通して、
本当に、それぞれの職員が最善を尽くすべく向き合ってくれていることがよくわかった。
しかし、実は当院の理念。
「最善を尽くすことに誇りをもつ」となっている。
戸惑いやジレンマの中にあっても、誇りをもてるような尽くし方について、
今後、倫理委員会として検討することになると思う。
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