愛媛大学教育改革促進事業の一環として
看護職のキャリア開発をテーマとする実習連絡協議会の基調講演に呼んでいただいた。
私の講演はともかくとして、
その後に行われたシンポジウム「看護職としての歩み」はなかなかよかった。
愛媛大学の卒業生たちが、
そもそもなぜ看護師をめざしたのか。
卒業後の数年間に何を考え、どのような経験を積んできたのか。
そして、、これからをどう歩もうとするのか。
などについて語るのを聞いていた。
入職後すぐに患者の突然死に出くわした看護師。
二度と患者さんを自分の目前で死なせることはしないと誓って
その後懸命に努力を積んできたと発表したNさんに、会場から質問した。
「病院を続けられないって言う人がいるなかで、
ご自分はどうして続けてこられたのだと思いますか?」
「こういうふうになりたいという素晴らしい先輩達がいたからだと思います」
と即答だった。
そうだよなあと私は深くうなづいた。
誰しも不安やつらさを抱えて仕事をしている。
それでも、自分を支えてくれる人、見守ってくれている人、目標になるような人がそばにいれば、
安心して仕事ができる。先が見える。
そうだよなあ、本当にそう思った。
すばらしい卒業生さんたちだった。