ニュースが飛び込んだのは、先週の木曜日の夕方だった。
日本看護協会が、日本看護連盟の次期選挙戦に向けた方針を支持しないという見解を出したのだ。
大慌てになった。
次長達を巻き込んで看護部管理室で大騒ぎし、
日本看護科学学会の会場では、だれかれと捕まえては、
どうしよう、どうしようと意見を聞いて回った。
このブログをお読みくださっている方の中には、
なんのことを言っているのか分からないという方も大勢いると思うので、
ちょっと解説。
日本看護協会は、看護師・保健師・助産師・准看護師の職能団体。
看護職の地位向上や労働環境の改善などをはかるためには、
国政の場に看護職の代表を送り出さねばなりません。
そこで、日本看護協会は、日本看護連盟を創設させ、
看護職の国会議員を誕生させてきたという歴史があります。
来年の参議院議員選挙において、
日本看護連盟は自民党から候補者を出すと表明しましたが、
日本看護協会がそれに真っ向から反対したという構図になります。
自民党からの擁立では選挙を戦えないとふんだ結論だと思われます。
日本看護協会と日本看護連盟は、
「分担しながら、共同して活動し問題解決を図りますと」連盟のHPに書かれてあるくらい、
きわめて密接な関係にありました。
それが、袂を分つような事態になっているわけです。
ねじれてしまっているのです。
私は、看護職も政治に関心を持ってほしいと思っていますので、
看護と政治にまつわる歴史を解説しながら、日本看護連盟の存在についても
職員に説明しています。
日本看護連盟への加入はあくまでも個人の意思としており、強制はしていません。
そして、これからも、そのスタンスを変えるつもりはありません。
ただ、協会と連盟がこのように異なる見解を同時期に出すのは、
私の知る限り初めてのことであり、
職員に対して何をどのように説明すべきか、自分の中でも整理できないでいます。
それでも、明日は、看護課長会があります。
今の看護界の現状について、少し話さなければならないと思っています。