気づきの力を説いた人、柳田邦男
「浜松・生と死を考える会」が主催する柳田邦男の講演会に出かけました。
人間の心の中は、混沌している。
苦悩も悲しみもつらさもあるけれど、
それらを表現する力(歌、文字、語り・・・)を持つことができると、脈絡がつき整理できる。
体験やエピソードに意味づけがされるようになる・・・そんな話でした。
また、
人間は物語を創りながら生きている。
人から与えられるものもあるが、
自分がクリエートする物語があってもよい・・・とも話されていました。
2時間を超える講演の中では、
お兄様の死や親しかった職人さんの死などを通して感じた生き方へのメッセージや、
最近たくさんの絵本を訳すようになった話などをされました。
非常に穏やかな語りでしたが、生きることと死ぬことに対するメッセージが
静かにじわーと迫るように伝わってきました。
講演終了後、2冊の著書にサインをしていただきました。
そのうちの一冊、『「気づき」の力』(新潮社)には、
「勝原裕美子様
読むことは生きること
柳田邦男」
と書いてくだいました。
読むことは生きること・・・その言葉をみて、
帰宅後、すぐにその本を読み始めました。
看護学生のエッセイかの紹介から始まるこの本には、
今日の講演の中で出てきたさまざまなエピソードや人名、書名が登場していました。
講演の直後に一気に読んだことで、
講演の内容と、本の内容が私の中ですごく融合されることになしました。
柳田さんが「気づいた」ことを、私にも気づかせてもらうことができ、
それを豊かに受け入れられることのできた日曜の午後でした。
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