やらまい勝っちゃん

聖隷浜松病院副院長兼総看護部長 勝原裕美子のブログ

2008年06月05日

マグネット・ワークショップ1日目

宿泊先のホテルから、会場のこども病院(Children's hospital and clinic of Minnesota)まで
スカイウォークとトンネルとを使って歩くこと15分弱。
いよいよワークショップが始まった。

「病院入り口」  「病院タワー下」

子ども病院らしいインテリアや標識が楽しい。
                  
 「自由に使えるコンピューター」              「エレベーター横のフロアー案内板」

ワークショップには、150人くらいが参加していた。
ほとんどがスタッフナース。CNOや看護部長は私だけのようでびっくり。

フィラデルフィアから来たという隣席のナースに聞いたら、
「うちの病院ではマグネットを申請することはもう決まっているので、中心になって進めるスタッフナースたちが交代でワークショップにきているのよ」
と言っていた。

 「ワークショップ開始直前の様子」

前半は、マグネット認定を取得するために最低知っておくべきことが整理して話された。
事前に文献等は読んでいたが、具体例を聞きながらの解説はわかりやすかった。

後半は、Children's hospital and clinic of Minnesotaがマグネット施設認定を取ったときに、
それぞれの職場で中心となってプロジェクトを進めた「マグネットチャンピオン」たちによるシンポジウムが
行われた。

シンポジウムでは、チャンピオンたちが他のスタッフナースに「マグネット」を理解してもらうために行ったさまざまな工夫をはじめとして、どのような活動を展開したのかが話された。

私は、「チャンピオンになると仕事が増えると思うが、チャンピオンには自ら手を挙げてなったのか、
それとも誰かに推薦されたのか」という質問をした。
ノミネートされた人もいれば、自分から手を挙げたという人もいたが、
条件は、他のスタッフをモチベートできる能力のある人だときいて、
それはそうだなと納得。

この病院は、他にも名だたる賞をたくさん受けており、その優秀さがあちらこちらで見られた。
素地ができているからであろうか、他の施設多くは取得に5年以上かかっているのに、
この病院は4年で取ったという。

        
「マグネット施設認定」 他、「安全と質管理のトップ病院」「USニュースによる米国トップの子ども病院」等

スタンフォード大学メディカルセンターに行ったときにも感じたことだが、
マグネットを取得した施設の人たちは、誇りと自信に満ちている。
それだけでもすごいことだ。

主催するANCC(American Nurses Credentialing Center)の人たちが、
日本から来たことを珍しがって声をかけてくれた。
参加の目的、懸念していること、取得の可能性などについて話すことはでき、
簡単な答えを得ることはできたが、詳細まで聞くことはできなかった。
別の人を紹介するから、メールしてみろという。
せっかっく、ミネアポリスまで来たのだから、吸収できるだけ吸収して、
あとは、とっかかりを作ってぶつかっていくのが、American Way。
結局、それが一番近道のようだ。

 

    
 

 

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by admin|2008年06月05日 13:26|コメント (0) トラックバック (0)