B8病棟クリスマス会
B8病棟(主に血液内科)のある係長が、数日前にこのブログにぜひ載せてほしいことがあるとメールしてきた。
「クリスマス会をするので私が手と目をかけ、大切にしてきたスタッフたちの姿を、ご覧になっていただければ、うれしいです。」と書かれてある。
行かないわけにはいかない。
案内には、7時からと書かれてあったが、遅れてはいけないと思って15分前に行ったら、サンタやトナカイに扮したキュートな1年目のナースたちが、カンファレンスルームで一生懸命ハンドベルの練習をしていたすごーく素人っぽい音色だが、それが一生懸命な感じでとてもいい。

7時になったら、病棟のスタッフたちが、患者さんの部屋を回って開始のお知らせをしてまわる。クリーンルーム(註)以外の患者さんのほとんどが病室から出てきた。車いすに乗ってくる人、ベッドのまま移動してくる人、ナースに声をかけられながらおぼつかないけれどもしっかり自分の足で歩いて来る人などさまざまだが、視線は皆、まっすぐデイルームに向けられている。
開会のあいさつ、ボーリング、ビンゴゲーム、フルート演奏、ハンドベル演奏、閉会のあいさつという予定通りの流れの中で幕を閉じた。すっかり見届けたと思った私は、じゃまになってはと思い、先にその場を離れたが、残っていた次長の話によると、その後、自発的に患者さんが「それでは、患者からも御礼の言葉を・・・」といって、感謝の言葉を述べてくださったそうだ。

クリスマス会を開催したスタッフと、楽しんでくれた患者・家族の皆さんが一緒に作ったクリスマス会になったんだなと嬉しく思ったので、今日のうちにこのブログをアップしちゃいます。でも、今までがんばったけど、写真の載せ方がどうしてもわからないので、ちょっと待ってくださいね)
(註) 空気中には、カビ菌やウィルスなどがたくさんいます。普通の人は抵抗力があるので容易にそれらに感染することはないのですが、化学療法による白血球の減少などによって抵抗力が弱まっている人には大敵です。クリーンルームとは、それらの菌やウィルスを遮断した部屋のことを言います。
追記
ここまで書いて、コンピューターもシャットダウンして、帰るモードになっていたら、B8の課長と係長が「来てくださってありがとうございました」とわざわざ言いに来てくれた。そのときに聞いた話だが、患者さんからお礼のあいさつをいただいた後、さらにハンドベル隊はクリーンルームの前まで行って、部屋から出てこれない患者さんたちのために演奏したそうな。患者さんたちはガラス越しに一生懸命聞いてくれたらしい。それを嬉しそうに語る課長・係長を見送って、やっぱりこれは追記したいと思った次第である。
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コメント
chibiマリ様
患者様からこのようなコメントをいただけるというのは、職員一同何にも代え難い、明日の治療・ケアにつながる勇気をいただいたと感謝いたします。
ありがとうございます。
退院後の経過が良好なご様子に安堵しています。
寒い日が続いておりますので、どうぞ気をつけてお過ごしください。
by 勝原裕美子|2008年02月08日 17:25
クリスマス会の様子 懐かしく思い出しました。そういえばカメラを持った方がいたなあ・・ 実は私ついこの間までB8に1年間入院していたんです。心身共にいろいろなことがありましたが先生はじめ看護師さんに支えられてやっと退院することができました。クリスマス会は気持ちが弱くなっている患者にとってとても刺激になり心に栄養をもらいました。1年間の入院生活でしたがいろいろなことを病気から教わりました。普通に生活できることがどんなに幸せなことか・・B8スタッフのみなさん、聖浜病院に感謝・感謝です。今、再び命をいただいた私に出来ることは何か模索中です。取り合えず体力をつけなきゃね!
by chibiマリ|2008年02月08日 14:05
はちきんさん、川井さん
写真入れましたよー。
by 勝原裕美子|2007年12月25日 18:02
本当に、心温まる素敵なお話です。
患者さんのために一生懸命企画・運営をしてきた
スタッフと、そんなスタッフを誇りに思っておられる
係長さん。感謝の意を述べられる患者さん。
特に、クリーンルーム入室中の患者さんのためにも
その前まで演奏に行かれた姿は、想像しただけで涙が
でそうになります。
患者さんと看護師が一つになれる瞬間ですね。
写真、私も楽しみにしています。
by 川井めぐみ|2007年12月24日 00:14
素敵ですね。私も血液内科からナースをスタートしたのでなんとなくその頃のことを思い出していました・・・
七夕の短冊に「がんばれ僕の白血球!」と書いていた患者さんのことは今でも鮮明に思い出されます。
写真のアップもお待ちしています。
by はちきん|2007年12月22日 16:20